脳の限界とその使い方について
こんばんは。
久しぶりのブログ更新です。
どうしても書きたい事がある時だけ更新しようと思っていたのですが、このままじゃあ埋もれてしまいそうなので無理矢理書いてみる事にしました。
僕の前職のキャリア上、今でもたまに女性から恋愛について相談される事があるのですが、その中で繰り返し話しながら考えがハッキリしたこと
【脳の限界とその使い方】今日はこれについて書きます。
僕たちの活動は、全て脳が司っていますよね。
普段の思考から無意識下で行われている生命活動、今僕がこの文章を書いている指先の繊細な動きも全て脳が信号を発し、それに従って動いています。
もちろん脳の容量や処理能力には限界がありますので、人間は文字、活版印刷、電卓、コンピューターなどのテクノロジーを開発し、その機能をどんどん拡張してきました。
ですが、これらテクノロジーはあくまで脳の機能を拡張させるための”補助”の役割を果たすものであり、現段階では脳そのものの機能を向上させる技術はありません。
テクノロジーの生み出したこれら機械の持つ計算能力や記憶力は、既に速度・正確さ・容量共に脳を遥かに超えていますので、これらの能力を持っている事には何の価値もありません。
では、人間だけが持つ能力とは何か?
それは、クリエイティブな思考力です。
この部分に関しては神の領域と言いますか、AI(人工知能)についての話題に事欠かない現代でも、AIが人間のそれを超える日が来るのかどうかは未だに意見が分かれていて、少なくともこの先10年ではまだ到達不可能な領域ではないかと思います。
機械に置き換えられない領域の価値が高まっていくのは明白なので、脳の限られた容量や処理能力のパフォーマンスを如何に高めて思考し、価値あるものを生み出せるかという部分を考えていく必要があります。
僕たちは普段、無数の物事を脳で処理しています。
仕事のこと、人間関係のこと、恋愛のこと、家族のこと、細かい所では今日着る服の選択や食事のメニュー決めまで、確実に脳の容量を使っています。
冒頭で述べたような相談をされる時に多いのが
『恋人と喧嘩して、仕事が手につかない』というような内容です。
これはつまり、関係が拗れた事で脳内における恋人の事を考える割合が増えるが、容量自体は変わらない為に、仕事に割いていた分が奪われている状態を指します。
となると相談の答えはある程度決まっていて、ざっくり言うと
『あまり考えるな、仕事しろ』ですね。
まあこの場合は容量が適度に使用されているのでまだマシな状態で、容量に多くの空きがある場合が一番厄介です。
多くの場合はその空きを使って余計な事を考えてしまいがちで、その結果必要以上に不安に駆られたり、ネガティブ思考に陥っている人をよく見かけます。
脳の持つ能力自体に限界がある事は前述の通りですので、僕たちは”どの事柄”に”どの程度”の容量を割くのか、という事だけを意識してコントロールすべきではないかと思っています。
容量をできるだけ価値のあるクリエイティブな思考で満たし、余計な事に割く容量をできるだけ減らす。それこそが、自分自身の価値を高め、不安や悩みなどネガティブ思考をきれいに拭い去る唯一の方法であると。
まあ、理屈では分かっていながら毎晩不安や葛藤は襲ってくるし、自分に負ける度に陥る自己嫌悪と戦い続ける毎日ですが。書きながら夕食のメニューすごく迷ってましたし。笑
ということで、価値ある思考を心がけながら、まだまだしぶとく日々を頑張りますよ。