たかびっちの日記

思ったことをダラダラと。巳年っぽいブログでございます。

飛行機を直前に取る理由

こんにちは。

フライト中暇だったのでブログ書きます。今日は一見すると非合理的だけど、結果的に人生が少しだけ豊かになった考え方をシェアしようと思います。現状に不満がない人は読み飛ばしてもらえたらと。

 


日本の国内線は高い。
僕は福岡でも事業をやっているので毎月何本も飛行機に乗る。
当日や前日の予約だと往復6-8万くらい。
前もって予定を組んで予約したり、スカイマークなど格安航空会社を活用すれば往復4万円程度。

福岡と東京の往復をはじめて何年にもなるが、以前は後者を活用していた。恐らく経費で落とせる立場の人や稼いでいる人を除くと、多くの人も同じかと思う。
しかし、僕は次第に前もって予定を固定させることをしなくなり、なるべく前日に飛行機を取るようになった。「○○までに○○をやらなければならない」という、自分で決めたTodoリストに従って生きることを極力やめたのだ。
理由は簡単で、より自由になれるから。予定を決めた後、より魅力的な誘いやイベントがあったとしてもキャンセルは難しい。ノリよく生きることの障害となってしまう。なんだか気乗りしないのに仕方なく予定を消化する事もよくあるだろう。

仕事の予定だとしても同じ事が言える。もちろん内容によるが、仕事だから予定は変更できないと言ってしまうのはただの思考停止だ。
気乗りしない仕事や生産性の低い仕事、惰性で続いてるだけの無駄な打ち合わせなど沢山あるはず。それらを1回キャンセルしたからといってあなたの人生は大きく変わらない。適当でいいと言っているわけではない。
だが、自由にノリよく生きていれば、遠くない未来に必ず人生が変わるような機会がやってくる。図らずとも偶然に、だ。

そして実は、楽しみにしている予定であっても同じなのだ。例えば、1ヶ月後にディズニーランド旅行に行く事を楽しみにしている人はそれまでの期間は「ディズニーランドまで○○日」という、当日を楽しみに待つために消化する日々となってしまう。それはそれで楽しいのだが、僕からすると「多少の差額は気にせずに行きたい時に行けばいい」と思ってしまう。
今週末に行けば、待つはずだった1ヶ月が「次は何をしようかな」と考える時間に変わる。毎日が選択肢に溢れた、ワクワクする日々を過ごす事ができる。

僕のように年間数十本乗る場合でも、その分貯まるマイルなどを活用すれば実はそんなに多くの差額はないし、予定を固定した事による機会損失やストレスが一切解消される。そして何より思考停止して予定を消化していた脳が活性化し、予定の取捨選択基準や組み方が変わる。楽しそうな事や、大変だけどやり甲斐がある事の優先度が高くなり、より喜怒哀楽を感じる事ができるようになった気がする。

飛行機や旅行を例にして話したが、もちろん全てに当てはまる考え方である。いい事ばかり書いてきたが、解放されることは、先が予想できない事であり、自分の頭で考え、よりあなたらしく生きる事でもある。自ずと身を置く環境や付き合う人も変わる。そこからどんどん、モノやお金や、特定の人たちへの依存からも解放されていく。

総じて言いたいのは、思い込みや決めつけを排除して、水のように臨機応変に生きよう、ということ。

 

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極端に聞こえるかもしれませんが、こう考えるようになってから、とても楽しく生きています。なんとなく生きづらさを感じている人がいれば、ぜひ試してみてください。


それではまた!

 

宮崎駿さんの企画書から考えたこと

こんにちは。今日は久々にSNSで、宮崎駿さんに関する以下の記事を読んで長文をシェアしたので転載ブログ。

 

http://stereorynch.hatenadiary.jp/entry/2017/01/13/051504

 

宮崎駿さんに感嘆しつつ今更ながら気づいた。
自分よりとても深いレベルで思考されて出されたであろう表現や結論には感嘆するほかない。
例え違和感を感じても、そこに至るプロセスを想像することができない故に自分の浅さを自覚しつつ思考を深めるようと努力すること事しかできない。
よって、考え方や価値観が違うとはある程度同じレベルの思考が前提で使われるべき言葉なんだな。よくプライドを保つ為に使われがちだけれど。
裏を返せばものごとを人に解説したりするのが好きな自分は、極端に言えば感嘆される事を目的にやっていて、自尊心や承認欲求は満たされてもそれ以外の意味は無いので時間の無駄だと思った。


もっと大きくならないといけませんね。それでは。

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挑戦と脳の報酬系について

朝方に久しぶりのブログです。

最近移動が多かったので、その時間を利用してタイトルの内容を調べつつ考えていたら、ぼんやり感じてることが言語化できてスッキリしたので書いてみます。‬

あんまり新しくもオチもないので興味ない人は読み飛ばしてください笑

 

‪少々雑だけど、人間は大きく2種類に分けることができると思う。リベラル/保守とか、アーリーアダプター/レイトマジョリティとか呼び方は色々あるけど、総じて 挑戦や変化を好む/好まない といった感じで理解していただければ。‬
‪マイルドヤンキーと意識高い系などもこれで分類できそう。‬

 

‪"挑戦や変化を好む"側は恐らく10%かそれ以外だと思う。‬
‪年齢や地域やコミュニティなど環境や情報格差に大きく左右されるのは当然あるが、同じ条件下の範囲でもまた9:1程度の割合で大別される。‬

 

‪まず、なぜ"挑戦や変化を好まない"側の人間がいつでも圧倒的に多数派なのか、について。‬

‪こちら側の人は世の中の新しい情報に飛びつく事や、新しい環境に敢えて身を置く事など、挑戦に対してメリットを感じていない。本当に好きな事だけを追求している人や、モヤモヤするのに行動できない人もいるだろう。‬
‪現状に大きな不満や不自由がある訳でもなく過ごしているため、わざわざリスクを負う必要がない。また、挑戦は失敗した時の恐怖を予感させるので、扁桃体が活発に働く。

<報酬は脳の側坐核(快感中枢)、恐怖は扁桃体(感情中枢)が司っているらしい。>

恐怖という感情は生存に不可欠なので、われわれ人類(哺乳類)は扁桃体のネットワークが活発なのだ。
‪つまり、挑戦をしない事は、未知=恐怖を避ける事でもあり、生存確率を高める事とイコールとなる。‬
‪これが圧倒的多数を占めている大きな理由だろう。‬


‪では、一方の"挑戦や探求を好む"人間は何故少数派にも関わらず常に存在するのか。

ほとんどは少しのキッカケではないだろうか。何かの拍子に報酬系が刺激され、その経験からの側坐核のネットワークが強く働き、10%側の人間となっていくのではないか。

"一見非合理的に見える行動も、やってみると思いもよらぬ快楽をもたらし、それが癖になる"

といった感じか。そして過去に類を見ないほど豊かな現代では、遺伝子の記憶とは裏腹に、挑戦によって生存を脅かされる程の危機は滅多にないので、より良い結果に繋がる事の方が多い。史上最も挑戦へのデメリットが少ない時代と言える。

 

‪そもそも脳は、予測誤差信号(既に知っている事柄と新たな事実の差)を縮小しようとするそうだ。だけど何故か、その差、つまり知らない事や予想外の事に対して快感を感じるように設計されている。


例えばサルに餌を与える前にベルを鳴らす実験を繰り返すと、ベルの音は食べ物という報酬を予測させるものと学習し、この特定の報酬刺激について、もっと多くの情報を求めるようになる。
例えば、ベルが鳴る前に起こることは何だろう?ベルを鳴らす前には装置のスイッチを入れるのか?など。

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これが探求行動。

そして報酬系は、報酬予測誤差信号の大きさにより刺激されると言われている。10%側の人の特徴である挑戦癖は、新しい経験により予測との誤差が最大化され、大きな快感を得る事ができる故だろう。そういった人の共通点である"飽きっぽさ"もこれで説明がつく。

 

まとめると、脳内で扁桃体のネットワークが強化されているか、側坐核のネットワークも強化されているかの違いが9:1の割合を生み出しているように思う。‬

 


サピエンス全史にあるように、現生人類(ホモ・サピエンス)は約6万年前に少数の集団(10%側)がアフリカを出てネアンデルタール人と交配しつつ全世界へ広がった事から今の歴史があります。
生物自体も自然も宇宙さえも、全ては諸行無常、変化しないものなんてない。常に新陳代謝を繰り返し、歴史を作っていっている。
僕自身もいつ何時も変化を恐れず、常に挑戦しながら生きていきたいと思います。

 

この記事の仮説が正しいとするならば、少しの

キッカケ=行動によって脳の報酬系のネットワーク構造を変え、挑戦へのハードルを下げる事ができます。

モヤモヤして過ごしている誰かのキッカケになればいいなー。

時間の価値に気づくこと

こんばんは。

今日、少し前に修理したmacが起動しなくなったのでAppleに電話したところ、話の相違などで対応に不満があった上に15分の保留に怒ってしまい、埒があかない通話を50分もしてしまいました。
一方先月末は、堀江さんのロケット打ち上げの動画制作の仕事を頂き北海道にいたのですが、あの一瞬で多くの感情が動き、多くを考え、たった数分で大きな価値が生まれる瞬間を目の当たりにしました。
前者の無駄さを猛烈に反省しつつ、感じたことを書いてみます。

 

ほんの数年前まで全く気づかなかったのだけど、何よりも大事なものは”時間”である。
誰しもに平等に流れており、1日は24時間しかない。完全に有限なもの。
よく時間を使うという表現をするけれど、どの瞬間も死まで1秒ずつ刻まれて減り続けているので、時間を使わないというオプションを行使することはできない。
例えばお金は理論上無限に増やすことができるものだけど、いくらお金持ちでも無限に生きることはできない。

近代は貨幣制度という発明のもと、価値を保存して経済活動することで社会は発展してきた。多くの人は時間を切り売りしてお金を稼ぎ、企業などの集合体はそうやって稼いだお金を再投資することで大きくなっていく。
つまり聞こえは悪いが、労働という形で時間の総量を集め、それで生まれたお金の一部だけを給料として分配することで時間を搾取している。分かりにくくなっているだけでお金は時間が形を変えたものに過ぎず、時間とは命そのものである。
これに今まで気づかなかったことに戦慄した。そして気づいたところで、大きく生き方を変えるには多くの習慣から抜け出さなければならない。

先日メタップスが発表した”タイムバンク”というサービスがある。http://timebank.jp
時間の再発明をテーマにしており、個人の時間を市場取引することができるようになるものだ。これによって市場原理のもと時間の価値が決定されるので、”時間市場”が生まれることになる。
これの意味することは前述の時間の搾取からの脱却が可能になることであり、近代を席巻、いや独占していた金融市場とは全く別の世界が生まれるのだ。

力のある個人は逃れようのない搾取に別れを告げ、どちらの世界で生きていくかを選択できるようになる。時間の価値が低い人は今まで通り搾取されつつ生きていく他ないが、シェアリングエコノミーの普及やベーシックインカムなどのシステムによってセーフネットは構築されつつある。要は何もしなくても生きていくことは限りなく近い未来実現されるはずだ。


今現在のシステムをうまく利用して拡大してきた人たちにとっては不要(邪魔)な仕組みであるけれど、そのシステムの上では不利だった人にとってはまさに革命。合うも合わないもひとまとめのシステムに押し込んでいたのだから歪みが生まれるのは当然であるし、スマホの普及でその土壌は整いつつある。
そして時間は有限。お金のように蓄積しつつ価値を高める事はできないため、必然的に新陳代謝が促され、現在によく見られるようなレイヤー構造は形成されにくい。以前の記事でも書いたように生物として新陳代謝がない事は死を意味するため、まさに進化のためのシステムとも言える。

さらにこのシステムが機能した場合、個人にとっての信用を積み重ねることでその価値はより強固なものになっていき、データとして可視化できるため、時間は”資産”となりうる。資産を持つものが強いのは金融市場を見ての通り明らかなので、一個人が自らの信用をもとに時間資産にレバレッジをかけて活動ができるようになれば…その先どんな世界が待っているのか、この目で見ることができるのは非常に楽しみである。


よく聞く”チャレンジに年齢は関係ない”というのは、半分正解であり半分間違いであると思う。その時点が最も時間を保有している瞬間である一方、それが早ければ早いほど当然残された時間は多いからである。
序盤で書いた通り時間は一方通行で流れるので、残された時間(命)は刻一刻と減っていく。何もしなくても失われていくのなら、自らの意思で行動をする生き方をしたい。それこそが”自分の人生を生きるということ、時間を使うということ”だと思う。
それは、つい捉われてしまう常識や、無意識に時間を浪費する習慣などから脱却していく事を意味する。

幸か不幸か、僕らは既存のシステムが崩壊していく最中に生きています。
時代によっては、というかほとんどの歴史は個人では抗えない枠組みの中で個体の一生を終えるしかありませんでした。だけど僕らは歴史を学び、世界中の現状を把握し、繋がり、発信し、検証し、物事をゼロベースで考え、そして変えることができます。
受動的な人生を生きる選択肢もありますが、敢えて考えることをやめずに行動していく人生を選ぼうと強く思いました。頑張るぞー。

 

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プライドは不要という話

こんばんは。

書きたいことは特にないけど、最近ブログを更新していないので無理矢理書いてみることにしました。
普段過ごしていて一番強く感じるこの問題について自分なりに書きながら整理してみます。


ここ数年で最も変わったなーと感じるのが、タイトルにもある「プライド」との向き合い方。
日本語での"プライド"とは一般的に「誇り」や「矜持」「自尊心」といった意味で使われていると思う。
以前はプライドを持つ事は重要で、それがある種の個性であり格好いい事のように感じていたが、大きな間違いだったなーと気づいた。
プライドが高くなればなるほど、"こうあるべき"というものが確立されていき、そぐわないものは排除しがちになってしまうのだ。

プライドが高くなるにつれ、失敗する事を恥ずかしく思い、新しい挑戦を避ける傾向にある。
典型的な負けず嫌いでもあり、これ自体は悪い事ではないが、間違いを認められないが故に無意識に「自分は間違っていない」という結論ありきの思考に陥り、後付けで理屈をこねて正当化をしてしまったりもする。
また、その内容に関わらず否定される事を不快に感じて受け入れられない。例え自分が間違っていたとしても。

これらは総じて強い思い込みにより考えが凝り固まっている状態であり、フラットな思考プロセスが存在しない為、新しい知見を吸収できない。
言い換えれば「自分の意見をしっかり持っている」となるが、これもまたそこに至るプロセスに問題がある。
本来は新たな知見を得て、より良い方に考え方を変えながら、自分の意見をアップデートしていくべき。だがプライドの高い人は、一度思い込むとその時点で決めつけてしまうため、柔軟性に欠ける上に進歩がない。

要するに、プライドが高い人は成長しないのだ。生物にとって代謝がない事は死を意味するため、いかにプライドが無駄なものかが分かる。

しかしプライドが全くない人の中にも「自分の意見をしっかり持っている人」は多く存在する。一見同じであり一括りにされがちだが、その実全然違う。
柔軟な頭で多くの経験を積み、その都度答えを出しながら成長している人は少なからず自分の意見に自信を持っている。失敗を重ねながらそれを受け入れ、常に自己検証をしてきた自負があるからだ。

クヨクヨして自分に自信のない人は、一歩を踏み出す事ができない=失敗を恐れている。つまり今の自分を守ろうとしている、実はプライドの高い人なのだ。
冗長になったがまとめると"プライドなんてクソの役にも立たない"って話。

プライドや自意識の克服はとても難しいが、常に自分と向き合って、不確実性が多く変化の速い時代に適応していくため努力し続けようと思う。

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『4時間後に、高額紙幣は使えなくなります。』

「何を今更」って人や「何それ美味しいの?」って人もいるとは思いますが、昨日のニュースを受けて仮想通貨について思うことを。

昨晩インドのモディ首相が、突然演説で
『今から4時間後に高額紙幣を無効にします』
と発表しました。

偽造紙幣や汚職資金洗浄などの根絶が目的との事で、とんでもない豪腕っぷり。

それこそ海外にいる人とか沢山いるわけで、それなりに現金保有してる人もいるだろうに、素直にすごいなぁとか思うんですが、これってすごく実感しやすいケースと思うんですよね。

 

ジンバブエの紙幣が紙屑になっても、日本人からすると遠い未発展な国の出来事だと実感が湧きにくいけど、インドとなると少し身近に感じる人も多いはず。

 

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 ※ジンバブエでパン買いに行く人。パン代でこれ

 

国内外の情勢や関係国に簡単に左右されてしまう上に、インドほどの国でも首相が発表した数時間後に高額紙幣が使えなくなる。
信用の裏付けがどこか1つの機関によってのみ行われているというのはこんなにも脆く不安定ということ。

 

それに比べると、ビットコインの方が何倍もマシですよね。しかも物理的に存在しないから、落とさない失くさない燃えない、ウォレットに入れておけば取引所が破綻しても問題なし。銀行が破綻しても預金を引き出しておけばお金は無くならないのと同じです。

 

円やドルのように比較的安定しているものはまだしも、その他の国にとってはビットコインのがよっぽど安定してて有用的なので、仮想通貨はそういった国こそどんどん取り入れるべきだなあと。

 

最近では、ビットガールズみたいにトークンエコノミーを利用したICOとかも出てきてるので、個人であっても資金調達などが容易にできるようになるでしょう。


少し話はズレるけど、色んな業界で人やモノの価値がどんどん本質的になってきているので、力がなくても生きていけるけど力があればいくらでも活躍できる時代に向かってる。

何がキッカケでキャズムを超えるのかはまだ分からないけど、着実にすぐそこまできてると思います。


ということで今のうちにビットコインとか買って取引しておいた方がいいと思いますよ。

とかいって1BTCくらいしか持ってないので誰か寄付してください→1Nrq2VyDpem1vjqk48Ky1osxVrTJ8voEmM

 

それではまた。